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「娘さん下さい!」って言いに行くww 後編 このエントリーを含むはてなブックマーク


「娘さん下さい!」って言いに行くww



233 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 16:45:55.37 ID:4QDc0c6v0
家に上げるとユウは驚いた表情を見せた。
「きたない」
おうおう・・。ちょっとは遠慮してモノを言えと思った。
言うほど汚いとは思わないけれどなw
俺はテーブルに置かれたパソコンを立ち上げて『絵本翻訳家』をググッた。
その間のユウの行動がおかしい。
チラチラと部屋を見渡している。
「どうした?」
と尋ねる。



237 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 16:46:54.29 ID:VCYzqKmS0
俺も今『絵本翻訳家』でググってみたw


239 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 16:48:57.66 ID:+LKYTCjz0
>>237
俺もwwwwwwwwww


241 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 16:49:51.71 ID:UcPsgcP/0
俺なんか『絵本翻訳家 難聴者』でググったぜコノヤロウ




242 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 16:49:59.27 ID:4QDc0c6v0
「そうじしないの?」
「あのな・・」
面倒なので筆談に変えた。
「一人暮らしなんてこんなもんだぞ」
ユウもすぐにペンを走らせる。
「食事もちゃんと採ってるの?」
「とってる」
ここは言葉。
「彼女さんを家に呼んだりはしないの?」
「よばねーよ」
「先生だらしないよ」
「うるさい。ちょっと黙ってろ!!」
殴り書きをした。
図星なことを言われてキレるとかwくそったれですw
ユウは何も言わずに隣に正座をしていた。
なんで正座wと思ったが反省の意をこめているのだろうとほっておく。
俺は構わず調べた。



245 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 16:51:24.11 ID:zLISbRRvO
なんか、やたら人間らしいよな、>>1って。


246 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 16:51:25.44 ID:4QDc0c6v0
どうやら短期の英語科を出て翻訳家(絵本ではない)になった人はいるよう。
そして絵本翻訳家は少子化の影響から絵本自体が少なくなっているために相当なるのが難しい職業のようで・・。
淡々とメモ書きをしていると肩を叩かれた。
「なに?」
ユウはペンをとってこう書いた。
「掃除していい?」
・・・。
是非!と即答したかったが何か癪に障ったので「好きにして」と書いた。
ユウはパッと立ち上がり掃除をしだした。
「すてていい?」「これはどこ?」
なんて聞きながらテキパキと掃除をしていくユウを見ていい奥さんになるわな・・なんて思ってた。
ものの数十分で見違えるほど綺麗になった俺の部屋。
ほんのり汗をかいていたユウに「ありがとう」と告げメモを手渡す。
「せんせ、ありがとう」ユウもお辞儀をしてきた。



250 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 16:53:34.04 ID:Iwy44FHa0
よくキレる>>1ですことwwww


253 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 16:55:10.09 ID:4QDc0c6v0
「せんせ、すごいね」
「ネットつかえば、できる」
パソコンを指差す。
首を振るユウ。
「わたし、せんせをそんけいしてる」
「ん?」
俺が???な顔をしていると紙に書く。
「尊敬」
そして俺を指差す。
尊敬ね・・、どこにそんな要素があるw
「先生は私を普通の子と見てくれる」
「だって、普通じゃん」
「ありがとう」
俺は「うん」と言い、続けて今日はもう帰りなとユウに言うと素直に帰っていった。
帰った後に『色々悩んで一番の道を選んで下さい』とプーの俺は偉そうにメールを送った。
『先生も頑張ってね』と返ってきた。
俺は再びパソコンに向かう。
彼女の気持ちに答えるのは無理。
でも彼女が俺に抱いている綺麗過ぎる幻想を保つことは出来るのではないかと。
先ずは仕事を探そう。
人並みにちゃんとしようと思った。



260 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 16:59:14.30 ID:HYFrKToaO
純粋は残酷か


261 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 16:59:52.30 ID:4QDc0c6v0
夏が過ぎ、そろそろ年の瀬だというのに仕事は決まっていなかった。
少し高飛車になっていたのかもしれない。
有名どころの大学を卒業して有名企業に入った俺勝ち組wだから転職先もある程度いいところじゃないとwwなんて自惚れていたのかもしれない。
面接にこぎつけたのはわずか一社。しかも落とされる。
その間にもユウとはメールで連絡をちょくちょく(月に一回くらい)とっていた。
どうやら進路は短期大学の英米文学か英語科にするとのことだった。
彼女の英語力なら短期大学の英語科では物足りないのではと思ったが・・。
そんな感じで過ぎていく日々・・そしてあの日が来る。



264 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:01:05.24 ID:4QDc0c6v0
二月。
久々の面接。
昼からの予定ではあったが朝から目が冴え渡っていた。
ユウの合格発表の日でもあったからだ。
ダブルのドキドキ。心臓に悪いw
十時過ぎ。
メールが来た。
「先生、合格したよ」
きたああああああああああああああああ!!!
俺はすぐに返事をする。
「おめでとう。四月からは晴れて大学生だ」
小学生だったユウがもう大学生・・。感慨深かった。
でも呑気に浸っている場合ではない。
俺もしっかりしないととスーツに着替えた。
今日はいける!と確信していた。
俺も四月から社会人復帰だと。
でもそんな上手く行くわけないw



275 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:04:18.44 ID:gQtTEool0
>>1今晩何時に行くんだ?間に合わないぞ


277 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:04:38.06 ID:4QDc0c6v0
面接は散々だった。
空白の時間を問い詰められ、俺の人間性も否定され・・、圧迫面接というか、ただこき下ろされただけ。
久々に凹んでいた。自己嫌悪もプラスされてな。
なんか誰かと一緒にいたかった。
ユウに連絡しようか・・まさかw
俺は例の彼女に電話をした。
しかし繋がらない。おかしい・・今日は休みのはずだ。
何度かけても繋がらない。
仕方なしにメールをした。
『今日会えない?』
するとメールが返ってきた。
『今忙しくて電話出られない。どうしたの?』
どうしたの?と聞かれて俺は隠していた事実を話そうと思った。
もう隠していても意味はない。
こういう時に彼女に頼らなくていつ頼る。
都合のいい考えが俺の頭をよぎる。
『実はな、俺だいぶ前に仕事辞めてるんだ。今は仕事を探している段階。それで今日の面接で散々だったから○○の顔が見たくなって』
今思えば最低なメールだわなw



278 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:05:56.28 ID:GPdo5KO20
間に合わないとか、途中で行っちゃうのだけはナシな


282 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:09:00.02 ID:4QDc0c6v0
時間心配してくれている人ありがとう。
ユウのお母さんが今日は遅いから8時くらいだと思う。
ユウから連絡が来るから。

(続き)
しばらくするとメールが返ってきた。
『だと思った。つか何様だ、お前。もう二度と連絡してくるな』
青ざめた。予期せぬ返事だったから。
俺は電話を掛けた。
出ない。もう一度・・。
「しつけーなぁ」
男の声だった。
「あれ?」
「今○○とデート中なんだよ、殺すぞ」
「ちょっと・・」
すぐに電話は切られた。
数分はボーっとしていたと思う。
ハッとしてもう一度電話を掛ける。
プープーとなる。
話中?違う着信拒否だ。
メールはどうだ?
『あて先を確認してください』
オワタ・・。
何もかもがオワタ・・。



283 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:09:48.23 ID:z927FAIvO
あの…そろそろ下半身が寒いんだけど…


286 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:11:23.61 ID:qz4pCick0
ワロタw



287 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:11:26.13 ID:FYKxOUeCP
あああ
もうなんか心ちぎれそう


288 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:11:50.04 ID:4QDc0c6v0
面接先の最寄り駅のベンチで俺は一人うなだれていた。
彼女を失ったショックというか面接とも相まってプライドがズタボロだったからな。
2,3時間はいたと思う。完全に不審者。
そこに一通のメール。ユウからだった。
『合格通知!』
写メールと共に送られてきた。
何故か涙がこぼれてきた。
尊敬していると言ってくれるユウの方がよっぽど頑張っている、難聴者というハンデをものともせずに頑張って自分の道を歩んでいる。羨ましい。そして妬ましい。
俺は無意識にユウに『電話』をしていた。



289 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:12:37.99 ID:4QDc0c6v0
初めて掛ける電話。
「せんせ?」
声が聞こえてきた。
「てんわじゃわからないよ」
「おめでとう。本当におめでとう」
俺は聞こえるはずもない言葉を受話口に向けて話す。
「せんせ?どうしたの?」
ユウには無言電話なんだろう。
「せんせ?せんせ?」
その問いかけが俺を苛立たせた。
面と向かってじゃなきゃ話せないのかよ?
ふざけんな。
なんで俺の声が聞こえないんだよ!!!!
「せんせとこにいるの?」
「うるせええええええ!!!!!!!!!」
あまりにも理不尽。
そして俺は電話を切った。
もうこのまま電車に飛び込んで死のうかと思った。
マジで。
でもそんな勇気もない。
トボトボと俺は家に帰ることにした。



291 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:13:48.57 ID:4QDc0c6v0
途中パチスロを打って帰った。
こんな日に限って当たるなw
連荘を重ねて五万勝ち。
風俗でも行くかと思ったが遅いし帰る。
電車に揺られて駅につく。
家に帰ってネトゲでもやろう。
適当にバイトして適当に過ごそう。
もう彼女もいない・・一生そんな感じでいいやと思っていた。
改札を抜け階段を下りる。
・・・。
・・・あのさ。
なんでかな・・。
なんでそこにいるのかな?w
どんだけ待ったんだよ?w
今何時だよw
「せんせ」
笑顔のユウがそこにいた。



292 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:13:58.62 ID:FYKxOUeCP
理不尽だ・・・
理不尽だが・・・(;ω;)


294 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:15:04.07 ID:qz4pCick0
なんてっこった・・・



297 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:15:27.68 ID:VCYzqKmS0
盛り上がる話とは裏腹な>>283の一文が頭から離れない



298 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:15:37.69 ID:fMgV3dwY0
>>291
これなんてエロゲーーー!!!

;x;


299 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:15:43.53 ID:ES6lVutpO
やべえ


304 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:18:28.98 ID:0bsEjmQ20
おまえらそこらのスイーツとかわらねぇじゃねーかwwwwwwwwwwwwwwwwww


306 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:18:56.89 ID:4QDc0c6v0
「いつから?」
「たまたま」
嘘が下手。
「おそいから、かえれ」
「せんせ、げんきない?」
「うるさい」
わざと顔を近づけて言った。
「うるさくない、しんぱい」
ガキに心配される筋合いはない。
俺は無視して歩き出そうとした。
しかしユウが腕を掴んでくる。
振り払っても振り払っても掴んでくる。
うざい。
「はなせ!」
「せんせはなにもはなしてくれない!」
「話しても聞こえねーだろ!!」
ここ一番に力強く振り払う。



305 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:18:30.95 ID:gQtTEool0
感動したと同時に自分の彼女に嫌気がさしてきたのは俺だけか


307 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:18:59.85 ID:FYKxOUeCP
>>305
俺も嫌気がさした・・・
彼女いないけど


312 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:20:38.81 ID:grCdh7JVO
>>307 くそっ…こんなので…


311 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:20:21.46 ID:cCq6StOgO
ぎゃああああきこえなあああああああい!こころ、いたい
なにこれこわい


316 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:22:02.42 ID:4QDc0c6v0
「いいか。俺はお前が抱いているような人間じゃない。いわば屑だ。
お前の方がよっぽど素晴らしいよ。耳が聞こえなくても健聴者と同じ。
いやそれ以上に輝かしい人生を送っている!
なにか?見下しているのか?馬鹿にしているのか?ああ?ふざけんなよ!」
聞こえないのを言いことに絶対言ってはいけないことを口に出してしまった。
困った顔をするユウ。
分かるわけない。こんな怒鳴ってもユウには届かない。
「ばーか!あーほ!どーじ!まぬけ!!!」
小学生みたいな煽り文句を浴びせた
俺は柱に頭を当てた。
もう最悪だ。サイアク・・。
その日は俺の涙腺も緩んでいたんだなー。
三度の自己嫌悪に泣けてきた。



325 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:25:41.24 ID:4w4Y4tHHO
>>316

> 「ばーか!あーほ!どーじ!まぬけ!!!」


マリオブラザーズのスタート直後のリズムにのせてだな?


323 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:25:03.24 ID:efdOui9n0
1のクソ具合にワロタ


324 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:25:35.37 ID:4QDc0c6v0
「せんせ、ひとい」
驚いた?まさか聞こえていたのか?
同時に俺の背中に彼女の手が触れた。
背中で突きはねるがどかない。
「かおでわかるのよ」
ユウは言葉を続けた。
「せんせはいいにおい。むかしからこのにおいがすき」
匂い?タバコ臭いだけだ。
「せんせ、すき。たいすき」
ユウの体もぴったりとくっ付いてきた。



332 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:27:22.28 ID:4QDc0c6v0
俺は咄嗟に振り返った。
驚いた表情を一瞬見せたがすぐに顔をしたに向けるユウ。
「ごめんなさい」
なんて謝る。
俺は携帯を取り出して打ち込んだ。
『好きってどういう意味だ?』
言い方が古いがラブかライクのどっちなんだと。
ユウも携帯を取り出して打ち込む。
『先生に彼女がいるのは分かってる。でも気持ちは伝えていいでしょ?』
『気持ちって?』
『先生の事がずっと好きなんだよって』
俺はユウを見た。
ユウは視線をどこに置いていいのか分からない様子。
「ごめんなさい」
俺の顔が強張っていたのかまた謝ってきた。
それが物凄く可愛かったのな。
もう無理だった。
俺もユウのことを無意識に好きになっていたのかもしれない。
それは今となっては分からないけれど。
俺はユウを抱きしめた。
ユウは体を一瞬震わせたがユウの手もゆっくりと俺の背中に回った。
「馬鹿だな、ユウちゃんは。こんな屑を好きになって」
聞こえないのをいいことに。
「せんせ」
ユウが力強く俺を抱きしめてきた。
「たいすき」
俺も強く抱きしめた。



345 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:29:24.34 ID:ES6lVutpO
えんだあああああああ


346 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:29:50.21 ID:4QDc0c6v0
ユウも大学生になり四月、五月と月日が流れていく。
でも例年のようにgdgdとはしなかった。
俺は身の丈にあった仕事を探しとにかく定職につこうと思った。
部屋も綺麗した。
身なりも正した。
タバコもギャンブルもやめた。
それは一重にユウがいたからだな。
彼女は大学に入ると同時に翻訳家についても学びだした。
いつも一生懸命で前向きな彼女を見ていると俺もしっかりしないとと自然と思うようになった。
ちょっと脱線するが実のとこと今のところ翻訳家にはなれていない。
需要のなさと、やはり障害者ってことで難しいようで。
でも俺は応援している。
得意だった絵を生かして絵本作家になれば?とも勧めている。
とにかく今でもユウは前向き、ポジティブだ。



351 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:31:48.57 ID:AO1I6iZkO
彼女大事にしよう…












いないけど


352 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:31:49.61 ID:4QDc0c6v0
んで7月。
年に数回の実家からの電話。
俺はその時ユウのことを言った。
「今度帰るとき彼女連れて行っていいかな?」
「あらーwもちろんよwどんな子かしらw」
「普通の子だよ」
「会社の人?」
ドキっとしたが冷静を保ち。
「いいや」
「写メくらい送りなさいよw」
母親は歳と反して携帯を使いこなす、よく写メを送ってくるんだw
「後でな、それと一つ知っていてほしいことがある」
「なに?w」
「彼女は耳が聞こえない?」
「え?」
一気にテンションの下がる母親。



360 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:34:31.01 ID:4QDc0c6v0
「そういうこと」
「病気かなにか?」
「まぁ」
「障害者ってこと?」
「そんな言葉を使うな」
「連れてこないで」
「は?」
「お母さんは認めない。寄りによって障害者なんかと・・」
「おい、言葉が過ぎるぞ」
「とにかく家には連れてこないで」
自分の耳を疑った。
実の母親がそんなこと言うなんてと。
もちろんユウには話さなかった。
「今度俺の実家にいかないか?」と誘ったら喜んでいたからな。



362 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:35:26.04 ID:gQtTEool0
母ちゃんひどいな・・・
でも、親の気持ちもわかる。
>>1が守ってやればそれでいいんだ


363 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:35:28.91 ID:FYKxOUeCP
母親・・・
またモヤモヤさせられるとは・・・


365 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:36:27.23 ID:mVb/Kcws0
母は蛍の墓の叔母に変換でいいですか?


367 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:36:53.21 ID:VneAmMgQ0
お母さん、それはないだろう・・・


371 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:37:49.38 ID:VCYzqKmS0
連れてくるなって人の親が言う言葉か?
ひどすぎる・・・


372 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:38:54.22 ID:+LKYTCjz0
>>360
ムカついた
でも母ちゃんの事は悪く言えない・・・


373 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:39:00.68 ID:HYFrKToaO
大事な長男の幸せを考えれば普通


376 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:39:21.44 ID:4QDc0c6v0
そして八月の末・・俺はレンタカーを借りて実家の会津若松に帰ることにした。もちろんユウを連れて。
運気ってのはあるのかもな。
仕事の方も、面接は上手くいき後は連絡待ちっていう具合にもなってた。
その流れに身を任せその日までに何度となく母親を説得した。
しかしメールは返ってこない。
ユウとの2ショットも送ったが返事はない。
このまま家に帰っても追い返されるだけかもと思ったが構わない。
その時は直接ガツンと言ってやろうと思った。
ユウとの約束が優先だしなと。
それに初ドライブでユウも満足げだったからそれで全てがおkだった。
しかし実家に近づくに連れて緊張。
最後のパーキングエリアで実家に電話。
休みだったので父親が出た。



381 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:40:39.40 ID:4QDc0c6v0
「母さんは?」
「いるよ」
「もうすぐでそっちに着くから」
「え?そんなこと聞いてないぞ」
「末には帰るって言っただろ」
「そうか、(受話器を話して)おーい、男が帰ってくるってよー」
何かを話している。
「一人か?」
「いいや、彼女とだ」
「彼女と来るそうだー」
うるせーよ、親父w
「じゃあ気をつけてこいよ」
そう言うと切られた。
そして実家に到着。
チャイムを鳴らす。
出てきたのは地元で働く弟だった。



390 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:43:10.92 ID:4QDc0c6v0
「おう」
「なんだよ彼女連れかよw」
そういう弟にユウはお辞儀をした。
「うるせー。早くいれろ」
「うーっす」
そして玄関に行くと親父が出てきた。
「おお、家に若い女の子がくるとは!!」
親父はしゃぎすぎだw
ユウはまたお辞儀をする。
奥で母親が覗いているのが分かった。
「母さん!!母さん!!」
親父が母親を呼ぶ。
渋々出てくる母親。
「ただいま」
母親は無表情のまま何も言わない。
「彼女のユウちゃんです」
玄関先に揃った家族に紹介をした。



392 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:43:37.06 ID:m9cKDyA/0
親父がかわいい


399 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:45:54.52 ID:4QDc0c6v0
「はじめまして。ユウといいます」
ずっと車の中で練習していた台詞。「ちゃんといえてる?」って何度も尋ねてきた。発声なんて気にする必要ないのになw
「初めまして。男の父です」
なんかキリっとなりやがった親父w自重しるw
そして「お茶用意するからおいでおいでー」と父親と弟はリビング入っていく。
しかし母親は立ったまま。



401 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:47:02.37 ID:GNkNWrlC0
親父wwwwwwww


408 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:48:41.01 ID:DzZ3krKh0
        ____
       / \  /\ キリッ
.     / (ー)  (ー)\
    /   ⌒(__人__)⌒ \   <初めまして。男の父です!
    |      |r┬-|    |
     \     `ー'´   /


405 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:48:16.19 ID:54mko7teO
1 準備しなくて大丈夫?


409 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:49:10.67 ID:4QDc0c6v0
さんくす。
チャリで10分のところにあるから平気。
書き込みながらも準備はしてるんだぜw


416 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:51:23.99 ID:4QDc0c6v0
「なんだよ」
俺と母親の間の空気を読んだのかユウが困った顔をする。
すると母親は手を前に持っていった。
手話だった。
『初めまして。私の名前は○○です。よろしくお願いします』
これを手話でやった。
このやろー。
俺は笑顔を堪え切れなかった。
あの時ほど母親に対して愛のこもった怒りを感じたことはなかった。
ユウの顔にも満面の笑みが零れた。
普段俺の前では滅多に使わない手話を母親に見せた。
『初めまして。ユウと言います。お邪魔します』
って。
靴を脱ぎあがる。
「練習したのか?」
母親に尋ねる。
「知っていただけ」
ツンデレをやるには歳が行き過ぎているだろw
でもこんな母親が大好きだ。



419 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:51:57.50 ID:7rCwVWFd0
え、何、ツンデレ?


421 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:52:19.59 ID:mVb/Kcws0
っかかかかかかかかか華ああああああああtttytytytyたああああああああああああああああああんんんんんんんんn


424 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:52:37.29 ID:8ZVjQBoT0
母のツンデレに萌えた・・・
両親いい人だなぁ


425 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:52:37.41 ID:GPdo5KO20
>>416
あぁ・・・眼から海水がでる


427 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:52:39.03 ID:grKZlmFL0
母親!!!
泣かすなっ!!!
仕事中やばいだろ・・・


428 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:52:45.32 ID:VCYzqKmS0
>>416
うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
母ちゃん大好きだぁああああああああああああああああああああ
涙が滝のように出てきた、ちくしょー


431 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:53:09.62 ID:iC3d8Mh1i
>>1のツンデレは母親譲りだったのかwww


435 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:53:51.41 ID:4w4Y4tHHO
かぁちゃんにイライラして本当にすみませんでした


444 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:55:58.67 ID:4QDc0c6v0
父親も弟も初めは驚いていたがすぐに慣れてくれた。
弟は空気を読まず「手話教えてw」なんて言っていたので張った押しておいた。
ユウもユウで簡単な手話を教えていた。
夕飯を食べ終えると弟は部屋に入り父親はビールを片手にだべってテレビを見ながら寝てた。
ユウは風呂に入っていた。
「ユウちゃん、いい子ね」
「ああ人一倍な」
「ごめんなさいね」
「気にするな。誰もが同じ反応する」
「結婚考えているの?」
「急になんだよw」
「あんたも30近いじゃない」
この時はまだ20後半になったばかりなのにw



446 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:56:00.92 ID:o5gp7EuV0
カーチャンの悪口言った奴出てこいやあああああああああああああぁぁぁぁ!!!


450 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:57:26.70 ID:iC3d8Mh1i
>>446
すいませんでした


452 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:57:27.37 ID:r45eQX250
いつ泣くのを辞めたらいいかな?


456 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:58:37.03 ID:4QDc0c6v0
「今では30過ぎても結婚してない人なんてザラだろ」
「支えてあげられるの?」
人の話聞いちゃいねー。俺はビールの缶を潰す。
「分からない・・」
そこに風呂上りのユウが顔を出した。
母親の貸した寝巻きに身を包み頭をバスタオルで拭いている。
湯に漬かって満足げな表情。
俺は一息ついた。
そして手招きしてユウを傍に呼んだ。
ちょこんと座るユウ。
バスタオルの上から俺は彼女の頭を撫でた。
「母さん、前言撤回だ。何が何でも彼女を幸せにしたい」
母親は一度頷いて「お風呂」と言って去っていった。
ユウはキョトンとしていた。
そして俺の顔を見る。
「なんでもない」
「そっか」
「ゆっくりできた?」
「きもちよかった」
この笑顔を絶やしたくないんだわw



460 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:59:25.82 ID:n3f0eTj7O
もう俺は目から汁が出てしまっている・・・


463 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:59:52.44 ID:IicfzYVj0
母ちゃんは・・複雑な気持ちだったんだろう
親としては本心から祝福できないかもしれない、それでも
立派な、いい母ちゃんじゃないか



466 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 18:00:35.31 ID:MuQp8CP0O
さらっと泣けること言うな・・・


467 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 18:00:37.74 ID:4QDc0c6v0
次の日にはもう帰ることにした。
まだ大学生のユウを連泊させることに気が引けた。
昼には出て観光をして帰った。
帰りの退屈な東北道。
隣にユウがいれば飽きなんてのはないがな。
「せんせ、しあわせものたね」
俺は運転しているので前も向かなくてはいけない。
だからなるべく大きき口を開けて話した。



480 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 18:03:41.08 ID:4QDc0c6v0
「どうして?」
「すてきなかぞく」
「そうかな?」
「うん」
「ユウのおかあさんもいいひとだろ?」
「うん」
ちょっと無神経だった。
父親のいないユウ。兄弟のいないユウ。
『家族』が羨ましかったんだろう。
「ユウと出会えことも幸せの一つだ」
わざと見えないように喋った。
「なに?」
答えずに俺はユウの頭を撫でた。
片手運転だったけど構わない。混雑もしていなかったし。
何も言わずに撫でた。
ユウもそれ以上何も言わなかった。
しばらくするとユウの頭がすっと落ちる。
寝てしまったようだ。
俺は手をどけて前を見据える。
俺はこの子を幸せにする。
絶対にだ。



499 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 18:09:17.27 ID:4QDc0c6v0
仕事は見事に内定を頂き今のところ落ち着いた。
そして今年の三月の末。
ユウは就職せずに翻訳家の道を目指すことになった。
ちょっと現実の冷たさを感じていて落ち込み気味だったユウを連れて散歩しがてら花見をしていた。
よく晴れた日だったな。
そしてユウの作ってきたサンドウィッチを食べるためにベンチで。
ヒラヒラと舞う桜が綺麗なところだった。
「せんせ、おいしい?」
「うまい」
無言で食べる。
「はい」
おお、お決まりのリンツw
「ありがとう」
包みを開け口に入れる。



501 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 18:09:39.52 ID:bOMRQxjQ0
8年前を思い出すな…
俺「お父さん娘さんが俺を欲しがっています」
父「ダメかい?」
俺「お受けいたします」



503 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 18:11:06.05 ID:wLSPypbd0
>>501
なんか挨拶まちがってねぇ?ww


504 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 18:11:25.62 ID:FYKxOUeCP
>>501
ちょっとほんわかしたwwww


512 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 18:12:57.26 ID:wLSPypbd0
3年前

俺「今日は大事なおはなs・」
嫁父「んな堅苦しいのは良いから、好きにやって頂戴」
俺「( ゜д゜)・・・」


514 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 18:13:22.45 ID:uvIOwEMwO
そろそろ下半身が限界


521 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 18:14:28.44 ID:4QDc0c6v0
「せんせ、さくらきれいね」
「だね」
「せんせ、さくらすき?」
「すきだよ」
「わたしも」
まじまじと桜を見るユウの横顔。
小学校の頃となんら変わりがないその愛くるしい笑顔。
見た目は本当に健聴者と変わらない。
でも耳が聞こえないと言うだけでこの子なりに苦労はしてきたんだろう。
小さな一人の生徒だった子がこんなにまで大人に成長した。
歳なのかなw
彼女の横顔を見ているだけで涙腺が緩んだ。



525 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 18:15:19.79 ID:wGkCOI0p0
いまだにゆうは>>1の事を「せんせ」と呼んでるのか?
そろそろ直した方がいいんじゃないの?


530 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 18:15:57.82 ID:44CikQu10
>>525
無粋だなおい


528 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 18:15:48.09 ID:4QDc0c6v0
「せんせ?」
ユウが背中を擦ってきた。
「せんせ、たいじょぶ?」
「ごめん、ごめん」
ユウがハンカチを手渡してきた。
涙を拭きそれを返す。
ハンカチを受け取る小さな手、その手を握った。
「せんせ?」
「けっこんしよう」
「え?」
「けっこんしよう」
驚いた顔をしたと思ったのもつかの間、ユウが急に泣き出した。
初めて見るユウの涙。
「ユウ?」
もしかしてフラグ折れた?と思った。
うわー、まだ早かったかなって。
でもハンカチで涙を拭いたユウの顔は笑っていた。



534 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 18:16:50.73 ID:wLSPypbd0
なんかこんなスレ見てると、
将来俺の娘がだれか彼氏連れてきたときどんな顔すればいいかわかんねぇよwwww


538 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 18:17:59.24 ID:RigTWZpT0
>>534
どこの馬の骨とも分からん奴にうちの大切な娘はやれん!!1111

と言えばいいのさ。


536 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 18:17:19.41 ID:4QDc0c6v0
「せんせ、わたしみみがきこえないのよ?」
馬鹿かと思った。
今更なんだよと。
「かんけいない」
「せんせにめいわくかける」
過去を思い返すってのは突然なんだな。
塾で最後の授業の日。
「迷惑だったでしょ?」と言われたのを思い出した。
「かけない。かけられたことなんて、ない!!」
俺は語尾を強くして言った。
「せんせ、いいの?」
俺はリンツの包みを取り出して小さく丸めた。
そしてユウの指にくるくると巻く。
「ゆびわ」
ユウの目からまた涙が零れる。
「けっこんしてください」
「うん・・、あっ」
ユウは首を振った。
「はい」
律儀な奴めw
桜の木の下で俺は彼女にプロポーズをした。



540 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 18:19:03.66 ID:wGkCOI0p0
>>536
その指輪のとこで俺の涙腺は崩壊した

そこから始まったんだもんな


541 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 18:19:16.90 ID:4QDc0c6v0
長々とすいませんでした。
こんなこと書きながらめっちゃ緊張しております。
まだ連絡がこないから何時に行くのか分からないけれど。
ちゃんと自分の気持ちを伝えにいこうと思ってます。


546 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 18:20:17.93 ID:vBGd29I2i
涙も乾いたし、パンツも乾いたからそろそろ脱いでいいの?



547 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 18:20:45.39 ID:wLSPypbd0
ナンカ>>1はまだ手を出していない気がするわけですがwww


566 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 18:23:56.15 ID:4QDc0c6v0
今でも「せんせ」と呼ぶねw
人前だと恥ずかしいけれど長年の呼び名だ、直してほしいとは思わないw
それと>>547のようにまだ・・なんだ。
一年半近く付き合っていて恥ずかしい話w
だからもう息子をは閉まってくれw



567 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 18:24:14.78 ID:HXR0dh21O
大丈夫だよお前なら。
誰より彼女を思ってるお前なら


570 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 18:25:13.56 ID:Uk7T/UV+0
正直「せんせ」のほうがときめくが、子供生まれたら控えるほうがいかもなw

>>570
確かになw


580 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 18:26:41.31 ID:MuQp8CP0O
せんせ しあわせにね


583 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 18:27:09.33 ID:4QDc0c6v0
書き込んでいる間は緩和されていたけど・・いまgkbr。
やばいやばいやばい・・。


588 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 18:27:50.60 ID:TPSpixD0O
1よ、本当にありがとう

1とユウが幸せになることを心から祈ってるよ。

ありがとう。


591 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 18:28:10.98 ID:cCq6StOgO
挨拶おわったらスレタイにリンツっていれてね


596 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 18:28:59.34 ID:7Y8NeOce0
ぉ~優しいね1はww
しっかり結婚の許しを得て来いよ!d(ゝω・*)

報告も待ってるぜ…もげちゃえ(。´Д⊂)


610 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 18:31:14.94 ID:4QDc0c6v0
新しくスレ立てる気はないよww
もしここが残っていたら報告しにくるけどね。
があああああああああ、緊張するだがあああああああ


618 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 18:32:11.05 ID:wLSPypbd0
>>610
座布団すすめられても座布団に座るなよ!
椅子勧められても土下座・・・とまではいかないけど、立って言うんだぞ!


620 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 18:33:05.47 ID:aEOH/5HG0
>>618
そうなんだ
俺座布団の上に座ったまま「娘さんをください」とやっちまったわ


629 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 18:34:56.69 ID:wLSPypbd0
>>620
座布団の横に正座して、もしくは座布団をよこにずらして、床に直接・・・が正解だけどね
ま、そんなマナーなんて別にキニシナイ人はキニシナイダロウケド


636 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 18:36:59.82 ID:4QDc0c6v0
七時だと。
急だな、おい。
行って来る。
深呼吸・・。


640 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 18:37:37.99 ID:k5Jwtlun0
>>636
がんばってください
幸せになってください


641 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 18:37:48.64 ID:oPcjpibM0
>>636
逝ってこい
ガンガレ


716 名前:1:2009/06/04(木) 19:06:15.53 ID:fCTm7UJrO
1です。
チャリがパンクしてて直そうと思ったけど止めて今走ってる。信号待ち。
遅刻とかありえない…。
帰る時間とか分からないんで万が一スレ埋まったら誘導お願いします。
やっぱり報告だけはしたいと思う。
すまん勝手で


汗臭くなりたくねー




【せんせ】「娘さん下さい!」って言いに行くww【たいすき】



1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 21:27:14.91 ID:FMb8c8yh0
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1244092114/


4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 21:29:05.41 ID:WJd3dJLZ0
>>1


50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:32:06.86 ID:VCF8gd6oQ
元祖>>1
まだかな?


51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:33:39.61 ID:4QDc0c6v0
ただいま。
十時過ぎに帰ってはいたんだが少し書き溜めていたので遅くなった。
報告します。


54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:34:13.89 ID:XsLSS+9y0
>>51
おかえり


61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:34:54.67 ID:4QDc0c6v0
チャリがパンクしていたのをすっかり忘れていた。
マジで焦って走った。
着いたのは7時15分ころ。
アパートの前でユウが待っていてくれた。
「せんせ」
俺は両手を合わせて謝る。
ユウは笑って首を振る。
「いこ」
そう言われて家に上がった。
リビングのテーブルには既に食事が用意されていた。
ユウは俺が今日なんのためにここに来るのか母親に言ったのだろうか。
そんな疑問を持ちながら食事をした。
想像できると思うが食事中は静か。
会話しながら食べるってのは中々難しい。
まぁ、時折言葉を挟むけどね。
それよりも緊張の方が上。
いつ言おうか。今か?嫌ちがう・・。今か?まだいいだろ。
の繰り返し。
そんなこんなで飯食い終わる。



74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:36:41.66 ID:4QDc0c6v0
片付けは一緒にした。
「男さんは座ってて」
と言われたが積極的動く。
好印象を最後の最後までもたせておかなければとセコイ話w
片付いたテーブルに紅茶とガラスのボールにリンツがたくさんw
親子揃って好きなようですw
ユウはその中でもホワイトしかとらない。
これがデフォ。いいよ、可愛いよ。
んで沈黙。
ユウがチラチラと俺を見る。
ここしかないと思った。
「お母さん」
母親はキョトンした表情を見せた。
俺は椅子から降りて正座をした。
すると呼んでもいないのにユウも俺の隣に正座した。
「お話があります」
ユウの母親も察したのかカップを置き椅子から降りて俺達の前に正座した。
今と思えばなかなかシュールな光景。
でもその時は接近したが故に緊張マックス。



76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:37:43.41 ID:4QDc0c6v0
「ユウさんと付き合いをさせていただいて月日が過ぎました。僕も今の仕事を順調にこなせています」
噛まずに・・噛まずに・・と心を落ち着かせる。
「今の僕ならユウさんを幸せに出来ると確信しています。ですから、ユウさんをこれからも一生大事にさせてください。僕にユウさんを下さい」
下さいって言っちゃたよ・・と思いながら床に顔をつけた。
ユウもまた同じように床に顔をつける。
俺の言葉は分からなくても動作で判断したのだろう。
数秒間の沈黙。
「男さん、顔を上げてください」
俺は母親の言葉に顔をパッと上げる。
何故か浮かれない顔。
そしてため息をついてこう言った。
「私は後悔しています・・」



79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:38:20.59 ID:lPyfqd1h0
え・・・?


80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:38:35.73 ID:8ZVjQBoT0
え?後悔?


81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:38:42.76 ID:cRIVW0xBi
>>76
え…?


82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:38:52.88 ID:nXGvXif/0
ん?


83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:39:07.16 ID:9JlpoPxt0
良い視聴者だな


84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:39:08.54 ID:4QDc0c6v0
血の気が引いた。
おいおい・・。
99パーセント即答でおkだと思っていた。
自惚れちゃダメなのか・・やはり。
母親は言葉を続けた。
「私は後悔しています。男さんのような人の伴侶が私の娘であることを」
「え?」
「もっと素晴らしい女性がいます。娘は障害者。そしてずっとあなたを愛し続けていたとも彼女の口から聞きました」
母親の口から「障害者」だと?
耳を疑ったが黙って聞く。



88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:40:22.51 ID:4QDc0c6v0
「自分を押し殺してはいませんか?何か変な使命感に駆られて娘を大事にしていかなければと思ってはいませんか?」
こんな母親だったか?
「そうだとしたら私は後悔してもしきれません。あなたの人生を狭めてしまったと」
何を言っているだ?
俺は少し憤っていた。
「どうですか?」
俺は唇を噛んだ。
そして隣のユウを見る。
聞き取れなくてユウは不安げな表情をしていた。
そんなことはない。
心配するな。
俺は心からユウと結婚したい。



89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:40:57.45 ID:J8EV4klZ0
俺もユウと結婚したい。


91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:41:17.00 ID:Yk9C3yaB0
じゃぁ俺も結婚する。


93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:41:19.66 ID:6F7EjqAO0
あたしは1と結婚したい


94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:41:19.92 ID:4QDc0c6v0
「お母さん、あなたの言っていることは全部被害妄想です。僕の気持ちに嘘偽りは一切ありません。彼女を幸せにしたい。ここでお母さんに断られても何度でも頼みに来ます」
俺は母親の目を見てそう言った。
「俺にとってのユウさんは誰よりも愛おしい女性です。こんなに素晴らしい女性に育てたお母さんを僕は心から尊敬します。ですから、後悔なんかしないでください」
すると母親は目を逸らして顔を後ろに向けた。
体が震えていた。
ユウがすぐに母親の元に駆け寄る。
「大丈夫」とユウに言うと俺の方を向いた。
「ごめんなさいね」
母親は姿勢を正した。
「自分の娘を障害者なんて初めて口にしてしまった・・」
「・・・」
「男さんの本音が聞きたくて。ごめんなさい・・」
そういうことか。



96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:41:34.76 ID:hc4euM5Z0
じゃおれもおれも


97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:42:31.51 ID:4QDc0c6v0
安心した。そしたら自然と堅くなった俺の表情も緩ませることが出来た。
「おかあさん、僕はダメ人間かもしれません。でも絶対にユウさんだけは幸せにします。どうか見守ってください」
母親は涙で声にならず頷くだけだった。
ユウが困った笑顔を見せながら俺の隣に再び座った。
「おかあさん」
母親がユウを向く。



98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:43:15.16 ID:ge2q4MbZ0
じゃあ俺はお母さんと結婚するわ


99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:43:31.54 ID:4QDc0c6v0
「わたしをうんでくれてありがとう。わたしをそたててくれてありがとう。これからもたくさんありがとうをいわせてくたさい」
ユウは俺の手を取った。
「これからは○○さんといっしょにあゆんていきます」
俺の名前がユウの口から出るのは久しぶりだった。
俺も強く握り返した。
「お母さん、よろしくお願いいたします」
床の音がなるくらい俺は思い切り頭を当てた。
「ユウをお願いします」
涙ながらの母親の声に俺も泣きそうになった。



102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:44:50.20 ID:cRIVW0xBi
えんだあああああああああ


103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:44:52.13 ID:l4b2g6L60
これって運命ってやつだよな


104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:44:55.74 ID:FMb8c8yh0
今、俺の涙腺が完全に崩壊した

とりあえず>>1おかえり


106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:45:07.97 ID:QIfx9e1S0
俺、この話を読み終わったら就活するんだ・・・


108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:45:35.41 ID:4QDc0c6v0
帰り。
ユウは下まで送ってくれた。
「せんせ、きょうはありがとう」
「こちらこそ」
じゃあなと言って帰ろうとした。
すると「まって」と言われた。
「せんせ、おぼえてる?」
ユウはジーンズのポケットから写真を取り出した。
少し色あせたその写真は紛れもない塾で撮ったものだった。
写真の中の二人は『若かった』。
「たからもの」
ユウが笑う。
俺はユウを抱きしめた。
彼女と出会ってから長い月日が経った。
変わったのは歳か。
程度や種類の違いはあるにせよ彼女を愛おしく思う気持ちは塾の頃から変わらない。
俺はユウが大好きです。
絶対に泣かせたりはしません。
Vipの皆様・・長々とありがとうございました。



112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:46:15.23 ID:5Vo7qgyE0
>>108
これからだろ

頑張れよ!


121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:47:04.02 ID:H+uz2vbaO
キレイなウエディングドレス着せてやれよ


122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:47:11.08 ID:QsG3fqStO
幸せにしてあげてくれよ!!


126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:47:23.81 ID:QIfx9e1S0
>>108
二人の未来に幸あれ!!


132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:47:51.08 ID:lgdC4RyIi
せんせ乙
こっちまで幸せな気分になったぜ!!


170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:52:17.27 ID:504bCKRT0
始めは荒らすつもりで来たのに
読んでたらその気が失せたから困る

なんて言うか、今彼女幸せだろうな・・・


187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:55:49.38 ID:iX+xTO1rI
リンツのリンドールホワイト買占めてくる


197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:57:18.04 ID:4QDc0c6v0
みんなさんくす。
本当は前スレに書き込みたかったんだけど意外にも時間を食ってしまって。
本当に心はすっきりしてる。
心だけなww


252 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 23:10:20.74 ID:4QDc0c6v0
俺のレスはこれで終わりにする。

難聴者ってのも色々いるのは事実だ。
発声が出来るユウは恵まれている方なわけだ。
それでも初めて会う人だと違和感、それ以上に不快感を覚える人もいる。
でも何かを伝えようと思う気持ちは人間誰もが持っている。
口じゃなければ目、手、体・・どこでも伝えられる。
伝え方じゃなくて何を伝えるかだとユウと出会って学んだ。
このvipってのもそうだな。
色んな思いがあるわけだ。

って偉そうなことはここまでで去るw

まとめサイトとか映画化とか映像化とか言っているけどそれに俺は口出ししない。
vipに載せている時点で何も言えないしな。
まぁ、億が一にも映画化されたらこっそりと見に行くがw
でも絶対にユウを『障害者』として捉えてはほしくない。
ユウはユウだ。

んじゃ、マジでさいなら。ノシ



おしまい

Comment

[7033]

おめでとうさん

[7035]

会社で読んじまって涙目を隠せないww

[7040]

泣いた

[7043]

ユウの代わりに俺が泣かされた

[7125]

良い話しだなあ~
だけど携帯厨でいつも大事なとこが読めない(´;ω;`)

[7135]

※5さん

ごめんなさい。
PCサイトブラウザでも駄目かな?
パケット料金上がっちゃいますが…
これからはなるべく短めに区切ります。

[7138]

>毛糸さん
レスありがとー!
普通のパケ放題で手一杯でPCサイトビューアーまでは厳しいです…orz
区切って貰えると助かります~
もっぷの記事好きなので応援してます!

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